ハーブティーで過ごす、心と体を整える春
少しずつ春の暖かな陽気が漂う頃。
なんとなく気持ちが落ち着かない……そんなふうに感じることはありませんか?
春は一年のなかでも特に「ゆらぎ」を感じやすい季節。
気温の変化も大きく、新生活や環境が変わることも多いこの時期は、
知らないうちに心や体に小さな疲れが積み重なっていることもあります。
そんなとき、ふと思い浮かべるのがハーブティー。
ただ「一杯のお茶を淹れる」というちょっとしたことで、自分を労わるきっかけにもなります。
今回は、春におすすめのハーブティーを3つご紹介します。
ハーブの特徴や飲み方のヒントと併せて、春のブレンドティーも取り上げています。
「何から始めたらいいかわからない」という方もぜひご参考になさってみてください。
春にハーブティーがおすすめな理由

季節の変わり目であること
「最近、なんだか調子が出ない」
「気持ちがそわそわして落ち着かない」
春になると、そんな変化を感じる方が多いかもしれません。
それはどうしてなのでしょうか?
春は朝晩の気温差が大きく、日によって肌寒さと暖かさが行き来します。
また、少しずつ日が長くなり、これまでのリズムとは違ってきます。
さらに新生活や新年度のスタートも重なり、普段より緊張したり、慌ただしく過ごしたりする場面が増える時期でもあります。
こうした変化が積み重なって、心や体が「ちょっと疲れたかな」と感じる方も少なくありません。
セルフケアとしてのハーブティー
心や体がちょっと疲れているな、と感じるとき。
そんなときは、手間や時間の負担がかからないセルフケアがおすすめです。
ハーブティーは、簡単にできるセルフケアのひとつ。
ただお湯を注いでお茶を淹れるだけ。
とてもシンプルで手軽にできるのがハーブティーの魅力です。
気が向いたときに、香りを楽しみながら、お気に入りの一杯をゆっくりと味わう。
その時間は、自分自身を労り、「気持ちを切り替えるスイッチ」にもなることでしょう。
春におすすめのハーブティー3選
ここでは、春におすすめのハーブティーを3つご紹介します。
どれも比較的手に入れやすく、日常の一杯として取り入れやすいものを選びました。
🌿 ラベンダー

背景・特徴
ラベンダーは、地中海沿岸を原産とするシソ科のハーブ。
紫色の美しい花穂と独特の香りで、古くから世界中で親しまれてきました。
ハーブティーとして飲むだけでなく、アロマやスキンケアにも幅広く使われている、身近な植物のひとつです。
春の少し疲れた気持ちに、ラベンダーのやさしい香りがそっと寄り添ってくれます。
香りと味わい
ふんわりとしたフローラルな香りが広がり、後味にほのかな甘みが残ります。
独特の香りが強く感じられることもあるので、初めての方は少量から試してみるのがおすすめ。
カモミールやミント系のハーブとブレンドすると飲みやすくなります。
こんなときに
- 穏やかな香りで気持ちを落ち着けたいときに
- 夕方から夜のリラックスタイムに
- ひとりで静かに過ごしたいときに
飲み方のヒント
ティースプーン1杯くらい(初めは少量で)に熱湯を注いで3〜4分蒸らします。
蒸らしすぎると香りが強くなることがあるので、短めを意識すると飲みやすい仕上がりに。
ホットもアイスも楽しめますよ。
🌿 ネトル

背景・特徴
ネトルは、ヨーロッパや北アジアなど幅広く自生するイラクサ科のハーブ。
生の葉には細かいとげがありますが、乾燥させると利用しやすくなり、ハーブティーとして親しまれています。
ビタミンやミネラルを豊富に含んでいることから、ヨーロッパでは昔から、春によく用いられるハーブとして季節の変わり目に取り入れられてきた歴史があります。
冬の間に感じた重だるさを少しずつ軽くしたい春に、毎日の一杯として取り入れやすいハーブです。
香りと味わい
クセが少なく、緑茶に近いすっきりとした飲み心地。
後味もさっぱりしているので、ハーブティーが初めての方にも取り入れやすい一杯です。
単体でも飲みやすいですが、レモングラスやミント系のハーブとブレンドすると、さらに爽やかな仕上がりになります。
こんなときに
- なんとなく体が重い、春先のだるさを感じるときに
- 朝の目覚めの一杯として、すっきりとした気分でスタートしたいときに
- 毎日続けやすいハーブを探しているときに
飲み方のヒント
ティースプーン1〜2杯に熱湯を注いで、5分ほど蒸らします。
少し長めに蒸らすほど、旨みがしっかり出てきます。
レモンを数滴加えると爽やかさがアップ。
ハーブティーの中でも淡い味わいで、温かいまま飲むのがおすすめです。
🌿 ストロベリーリーフ

背景・特徴
ストロベリーリーフとは、その名のとおりイチゴの葉を乾燥させたハーブ。
実ではなく葉を使うので、独特の甘酸っぱさはなく、とてもマイルドな味わいが特徴です。
ヨーロッパでは古くから民間で親しまれてきたハーブです。
刺激が少なく、やさしい味わいなので、ハーブティーを初めて試す方の「最初の一杯」としてもぴったりです。
香りと味わい
ほんのりとした甘みと、やわらかなグリーン感。
主張が強くないので、他のハーブとも合わせやすく、どんなときにも飲みやすい一杯です。
ハイビスカスと合わせると、きれいなピンク色のブレンドになって見た目も楽しめます。
こんなときに
- 食後のほっとひと息タイムに
- 日常の一杯として
- ハーブティーを初めて試してみたい方に
飲み方のヒント
味が淡めなので、ティースプーン2杯ほどを目安にして、少し長めに蒸らすのがポイント(5〜7分が目安)。
単体でも楽しめますが、ローズヒップや乾燥フルーツと組み合わせると、華やかなブレンドティーになります。
ホットでもアイスでもおいしくいただけますよ。
手軽に楽しめる春のブレンドティー
「ハーブを1種類ずつ揃えるのは、少し大変そう……」
「どれを選んだらいいか迷う」
そんな方には、ブレンドされた春向けのハーブティーがおすすめです。
ブレンドティーがおすすめな理由
春のブレンドハーブティー3選
ここでは、春のブレンドティーを3つご紹介します。
それぞれ特徴が違うので、ご自身のスタイルに合わせて選んでみてください。
① スプリングステップ(ゾネントア)
オーストリア発のオーガニックハーブブランド「ゾネントア」の春ブレンド。
オーガニック認証を受けたハーブを使用しており、素材にこだわりたい方にぴったり。
しっかりとした味わいで、本格的なハーブティーを楽しみたい方に、まず試してみてほしい一品です。
② 春いろ茶(カリス成城)
国内の老舗ハーブ専門店「カリス成城」の春ブレンド。
ティーバッグタイプで手軽に使えます。
毎日の生活に気軽に取り入れたい方や、ハーブティーをこれから始めてみたい方にもおすすめです。
③ スプリングブレンド(アロマドゥローザ)
ハーブ専門店「アロマドゥローザ」の春ブレンド。
春のやさしい雰囲気を香りと味でしっかり楽しみたい方に向いています。
どれを選ぶか迷ったときの「まずはこれから」としてもおすすめです。
春に穏やかな一杯を
今回は、春におすすめのハーブティーとブレンドティーを3つずつご紹介してきました。
春は、「ゆらぎ」を感じやすい季節。
日々の変化に少し疲れたときは、ハーブティーを取り入れてみるのもひとつの方法です。
きっと心が軽くなって、自分のペースを取り戻すことができるでしょう。
ハーブティーで、あなただけの穏やかな春の時間が広がりますように。
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